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2014年08月21日

羊と薬


脱走して6年間も行方不明だった羊が見つかって大騒ぎ。。??


何故かというと 毛を刈ってないもんだからこんな風になってて


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暑そうですよね。凄く立派にも見えます(笑)


羊と薬屋は関係がなさそうですが意外にもあります。


羊の毛についた皮脂は人間の皮膚になじみやすいので軟膏基材や化粧品に使われてます。


ラノリンと言います。結構使われてますね。


お薬としては面白い話があります。


皆さんが食べたことがある『餃子』!


餃子のルーツには諸説紛々ありますが


その餃子のルーツに大変重要な素材の一つとして『羊』が出てきます。


その昔、医聖と呼ばれ張仲景(ちょうちゅうけい)というとても有名なお医者さんが


飢餓と凍傷で苦しむ民の為に羊の肉に温める薬味を混ぜ調理それを小麦粉の皮で包んで鍋に入れスープを作って食べさせたそうです。


飢えはもちろん体が温まり耳の凍傷も治ったという事で


それを『祛寒嬌耳湯』(きょかんきょうじとう)といい


嬌耳がなまり→餃耳→餃子になったと言われてるようです。


羊の肉の性質は『温』味『甘』帰経『脾、腎』 益気補虚、温中暖下で


分り易く言えば温めて気力を補う、温めるお肉ですね。


カレーなどには羊肉や腎臓が使われてましたね。冷のカレーに温の羊肉。良い合性です


中国では冬に露店で羊の肉の串焼きが良く売られますが(癖があって意外といける)


八角(インフルエンザ薬タミフルの基になったもの)を薬味として使ってたりもします。


冬の寒さを乗り越えるのには最適な食べ物と知っているのでしょうね。


まだ蒸し暑さが残る季節に熱い話ですみません。。


皆さま御身ご自愛くださいませ。


posted by 福岡市 中央区 一丁目薬局 at 10:56| 症状 病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする