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2016年07月16日

線状皮膚炎 アオバアリガタハネカクシ 


今朝 車のテレビを見ていると番組宣伝で昆虫の皮膚病特集をするようで
『アオバアリガタハネカクシ』が映像で出ていました(☆。☆)
思わず画面に向かって虫の名前を叫んでしまいました。(笑)

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この虫が出てくるならば あの皮膚病でしょ! ということで
これをテレビでやるんだーと最近の番組はマニアックですね。(*゚ェ゚)ほ〜

昔、鹿児島の薬局の先生から
帯状疱疹かどうかわからないけど、水ぶくれが額にできてしまったと連絡がありました。
痛みはヒリヒリが少し、痒みは気にならない程度ということでした
写真を送ってもらうと
(当時はスマートフォンも普及していなくガラケーでの画像だったのでぼんやりな画像でしたが)

正常皮膚面との境界線は明瞭で ”線を引いたような皮膚炎”。。。。

一応 帯状疱疹でも発疹はありながら痛みや違和感がない場合もありますので
水疱にヘソが確認できるかどうか、頭を振ったときの痛みの走り方などを確認してもらい
おそらくウイルス疾患の可能性は低いと思い

U先生に『オレンジと黒色のしましまの模様の虫が飛んで来ませんでしたか?』と聞くと
そういえば一昨日 虫らしきものが飛んできたから帽子で払ったというではありませんか!

アオバアリガタハネカクシ という虫は体液に毒をもっています。
(実は人間には無害な益虫なんですけどね)
『線状皮膚炎』という皮膚病はこの虫特有の病名なんです。
そんなにポピュラーな皮膚病ではありませんが
名前がつくほど特徴的な皮膚の症状を表現します。

体液がかかるとその体液に沿って皮膚炎が起こるので
虫をおい払った時などに虫の体液を伸ばしてしまったり
重力で液が垂れ流れるので独特の線状の皮膚炎を作るんです。
この虫は日本中どこでもいたはずですが、今はどうかは知りません。

わざわざ何で僕に向かって飛んできたの?!とおっしゃるので
『この虫は光り物が好きで飛んできますから、先生がよっぽど周りよりもキラキラ輝いてたんですね』
と話すとご本人も納得!
なぜかというと先生はスキンヘッドなんです(笑)
というわけで この虫にはそんな思い出があります。

この虫を見かけても触らないことですね。
触る人はいないと思いますが、触った手で目を擦るなんてことがあったら
本当に大変ですからね。気をつけて頂けたらと思います。

連休は事故などがありませんように
楽しんで頂けたらと思います。


ラベル:皮膚炎 皮膚病
posted by 福岡市 中央区 一丁目薬局 at 15:45| 症状 病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする