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2017年06月28日

汗疱疹について語る



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汗疱疹のご相談が増えています。
異汗性湿疹、汗疱湿疹 呼び名も様々です。

春から梅雨時期が目立って症状が悪化することが多いですね。
非常にかゆい皮膚病です。症状が酷くなると固さが出てきて、痒かったり痛かったリです。

汗が出ようと思っても出にくいから炎症を起こすので
初期の汗疱の特徴でもありますが、水疱をつぶすと痒みが軽減します。
つぶすと角質に固さができてツッパリがでたり、
破いた角質は硬い鱗屑柱(角質の硬い柱)となって角質が立ったりします。
またそれを手で剥いたりすると傷が深くなっていくので
眉毛カットはさみ等で丁寧に切らないと、後で痛い思いをします。

そうやって次第に汗疱疹の症状が酷くなり、見た目が崩れてくると
手荒れ、主婦湿疹やKTPP(進行性指掌角皮症)、掌蹠膿疱症に似てくるので誤診されやすかったりもします。
別の診断名でも、結局 処方されるのはステロイドなのでまた違う所に行った。。。。なんて話もよく聞きます。

汗疱疹も崩れれば崩れるほど汗も出にくくなりますので益々治らなくなっていきます。
見た目と痛さで、どうしてもバンドエイドとかも巻いてしまいますからね。
さらに目詰まりには理想的ではないワセリン基剤の軟膏や
傷口に良くないクリーム基剤を処方されたりすれば踏んだり蹴ったりです。

汗疱疹も次第に症状が全体的になって、夜中にワーッと掻いたりとか。。。
特に酷いのは手の甲と手のひらの境目(手掌の横)です。さらにかゆいのは皮膚が伸び縮みする指の股。

茶色い点がありませんか?それは出きらなかった汗が再吸収された痕です。それも汗疱疹の特徴です。
そんな茶色い斑点もパラパラと目立って出てきます。

汗疱疹は皮膚の構造上、手のひら足の裏の皮膚が好発部位なのですが
指の第一関節、爪の周り(表側)にも症状が出てきます。
そして爪に凹凸ができてきます。爪母(爪が作られるところ)に炎症が及ぶので
きれいに爪が作られずにボコボコした爪ができます。
また爪の根元の皮膚も炎症のために盛り上がります。
掌蹠膿疱症、爪カンジタだと誤診が多いのは爪の凹凸、爪母の炎症で判断してしまうのでしょうね。
指の関節の曲げ伸ばす所も症状がおよび、バリバリになります。
お箸を持つのも痛いとう事もあるでしょう。

人間の大部分を占める通常の皮膚と手のひら足の裏は皮膚の構造に大きな違いがあります
手のひら足の裏に汗疱疹ができやすいのはその皮膚の構造のためです。
なので手掌の横は手のひらとの通常皮膚の境目なので構造が複雑になっている分、汗腺も目詰まりしやすいのでしょう。

話は尽きませんが。。。

汗疱疹の原因がストレス、金属アレルギー、ビオチン(ビタミンH)、自律神経の乱れとは考えにくいです。
ビオチン以外は悪化する原因といえばそうかもしれません。

汗疱疹の方で 鼻が悪い、鼻炎もち、イビキする、扁桃炎、喘息、胃腸虚弱、軟便、粘調便
食べた後眠くなる、食べた後大便をもよおす、めまい経験者、緑内障、イボ、たこ、魚の目、むくみ

あてはまることありませんか?

皮膚は内臓の鏡だと先人はおっしゃっております。
貴方の体が「私の体は今こんな状態ですよ〜」と教えてくれているのだと思います。
外的要因、手そのものが悪いと言うわけではなさそうです。

通年、山笠が終わってから梅雨が明けますので、ジメジメ大変ですが。
水不足、反対に水害にならないように適度な雨であってほしいものです。

皆様今日も良い日でありますように
御身ご自愛下さいませ











posted by 福岡市 中央区 一丁目薬局 at 10:41| 症状 病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする